長らくお待たせしました。あまりにほったらかしすぎると、食べた味も忘れちゃいそうなので連載再開です。

　と言うわけで、2010年一発目のカレーはこちら。全てのレトルトカレーはここから始まった！　起源にして究極！　Dr.スランプのみどり先生の得意料理、ボンカレーです。
　……って、食べたのは先週の金曜日だったりするけど。

　今のボンカレーって、レトルトを直接電子レンジに入れて調理できるんですね。これは便利！　しかし遮光性がなく、蒸気の逃げ道があるレトルトパックのせいなのか、非レンジ対応レトルトよりも賞味期限が短い気がします。

　さて実食。うーん……。たしかに具が大きい、とても食べ応えのあるカレーです。しかし、カレーのコクが今イチというか、なんか味が薄っぺらい気がする。いくらレトルトカレーの始祖とはいえ、しょせんは製薬メーカーか。S&Bやニチレイ、ハウス食品のような食品メーカーの物と比べると、なんか味に奥行きがない気がする。スパイス感がどうも足りません。

　辛さと言えば、咖喱屋カレーの中辛とほぼ同等か、若干ボンカレーの方が辛い印象。確かに辛さは感じるのですが、あまり後に引かない。これは食べた部屋が寒い性なのかも。

　具は他のレトルトカレーと比較しても大きいし、量も多いので、決してサービスが悪いわけではありません。んでも、なんか物足りないなぁ、という感じがしてしまう。うーん。

　なんか納得がいかないから、試しに辛口を手にいれてみました。今度気が向いたときに食べてみます。