実はバイク買いました。

買ったのは昨年の2月で実に一年ぶりなのですが、去年9月にようやく写真撮影できて、なんとか雑記に公開するところまで文章を書きためられたので、今ようやく御披露目です。

買ったバイクはVFR400R(NC30)！1993年製造と22年前のバイクで、ちっとも新しくありません。前世紀ですよ！エヴァ初放送より前ですよ！

バイクをしらない人なら、何でそんな古いバイクを買うの？新しいバイク買うお金無いの？って思うかもしれませんが、これは私が貧乏だからではなくて、現行車種にV型四気筒400ccエンジンのホンダ車がないからなんですね。実際に20年前のバイクにしては中古価格も結構お高い。わかりやすく言えば、ビンテージものだと思って下さい。

バブル期のバイクなので、今のバイクよりも凝ったメカニズムをしてます。今のバイクは安く作るために部品点数を減らすなど割り切った作りになってますので、カムギヤトレーンなど凝ったメカニズムのバイクは乗りたくても乗れない！今のCBR400Rは二気筒ですから、シリンダー数からして半分です。
もちろん20年の進歩の差というのもありまして、今なら当然のように搭載しているコンピューター類がVFR400Rにはありません。今はスーパーカブも電子制御ですもん。乗りやすさで言ったら、今のバイクの方がメチャクチャ乗りやすいです。

バイクに詳しくない人でも見た目から速そうに思っていただけるのではないかとおもいますが、実際にとにかく速い！初めて乗ったときはエンジンパワーと反応の機敏さに涙目になりました。

パワフルな上に凝った構造をしている関係から歯車が多く、従って音もけっこううるさい。エンジンの回転数が高い上に四気筒なので、スパーダの感覚でスロットル開いちゃうと、ただでさえ400ccなのに爆音を轟かせてしまい近所迷惑です。
エンジンの回転数も高いので、高速巡航してると音がなんか調子が悪いガスタービンみたいに聞こえてきて格好いいです。カムギヤトレーンという、カムをギヤで駆動させてるため（普通はベルトやチェーンを使う）、歯車特有の機械音がかなーり響く。今、こういう音のバイクはちょっと無いですね…。
とにかく反応が鋭い！ちょっと重心をずらすだけでグァッとバイクが傾きます。うわ、このバイク乗りこなすの難しいけど、楽しい！とはいえ、機敏すぎておっかないバイクというわけでは無くて、まったり乗ろうと思えば乗れちゃぅ所は流石ホンダですね。(でも漫然とバイクに乗るのは危ないよね。）
もっと早く、スパーダ以外のバイクに乗るべきだったなぁ。同じバイクにずっと慣れすぎちゃって、いざ他のバイクを運転するとまともに操作できない。

目下の悩みは部品がメーカーにもないこと…。スパーダさんと同じ悩みを抱えてます。
たとえば、
・カウルがボロボロです。これが割れたら、もう社外品か中華カウルを買うしかない…。
・キーシリンダーが磨耗していてハンドルロックがかけられない寸前です。
・その他、クラッチ周りやら何やら部品注文しても「無いよー」って返事ばかり返ってくる。

どっか壊れたら、もう部品取り車にするしかないかも…。良いバイクなのに勿体ない。
本田さん！部品再版して！

なお、大学生の頃から乗っているVT250SPADA（スパーダさん）はまだ手放していません。スパーダさんも部品が無くて泣ける…！現行のVTRから流用できる部分もあるし、実際にVTRのパーツを付けてる箇所もあるんですが、流用のきかなかったフロントフォークでは再メッキするために6万円かかりました！(この話はまたいずれ…）

とまあ、ウッキウキに雑記を描いたのですが、購入11ヶ月後に悲劇は訪れたのでした…。